エフエム青森文化の日特別プログラム～鯖を訪ねて三千里～

１１月３日は文化の日。そして、秋サバの旬真っ盛り。
エフエム青森ではこの度、出演者オーディションを突破した青森県民の力を借りて、鯖をテーマにしたラジオドラマ作品を製作しました。

本企画は、
☆声を使った表現活動に興味がある人を応援したい。
☆１１月に最旬を迎える青森県の鯖の魅力を伝えたい。
☆音声だけを使うラジオドラマならではの面白さを伝えたい。
上記の３つをテーマとしています。

物語は、祖母の「鯖が食べたい」という願いから始まります。このラジオドラマを通じて、青森県の食卓に鯖があることと、鯖を食べる事を通じて生まれたたくさんの家族の絆に、思いを馳せることができたらと思います。

魚嫌いの女子高生里奈は、八戸の高校調理科に通いながら、調理実習の準備も、友人とのバンド練習も、中途半端な日々を送っていた。
そんなある日、病気で入院する祖母から「鯖料理が食べたい」と頼みを受ける。
しかし、魚を避けて生きてきた里奈にとって、それまで向き合ってこなかった八戸の鯖に関する“ある事実”に直面することとなる。

祖母が自分に鯖料理を頼んだ理由。
魚嫌いの自分が料理の道を選んでいる理由。
その答えに里奈が向き合う時、八戸の鯖が育んだ家族との想い出を、未来へと繋ぐ旅が始まる。

里奈　　／　佐藤詩音
祖母　　／　小川瑞枝
杏奈　　／　井上青
美寿々　／　石岡新奈
康弘　　／　松本宗治
母　　　／　佐々木美央
ヤン　　／　雨宮すてら
エンマ　／　三上恵生
ナレーター　／　高畑裕莉香
祖父　　／　佐藤勝美

制作統括　／　木村瑞希
技術　　　／　山田一成
作・演出　／　西島裕之